ポイントアンドフィギュアの基本ルール

 

ポイントアンドフィギュア(以下PF)は非時系列(時間の経過ととみに価格を記していくのではない)チャートです。

つまり時間が経過しても、価格そのものが一定以上動かないかぎり、チャートの形状は変化しません。

この特性により、ローソク足などの時系列チャートに比べて、意味のない相場の動き(ノイズ)が取り除かれているので、売り買いの判断で一喜一憂することが少なくなり、ノイズが少ないので、トレンドの判断が容易になります。

一般的にPFでは、売りは◯、買いは☓で記入し、ある一定の値幅反対方向に動いた時にトレンドが転換したと判断します。

以下PFの基本ルールを松本さんの書籍よりまとめてみました。

ポイントアンドフィギュアの基本

ルール1:☓は上昇、◯は下落をあらわす。

PFでは価格の上昇は「☓」で、下落は「◯」で描きます。

 

ルール2:価格は枠でとらえる。

PFでは1つの価格域(例えば0.5円を1枠とする場合、100円〜100.409円の価格枠)に1つの☓または◯を記入します。

この時、「☓」、「◯」の1枠をどのくらいに設定するかがポイントとなりますが、松本さんの著書では対象商品の1%を目処として定めるとあります。

参考までに松本さんの設定値はこのようなものです。

日経平均=100円

ダウ=100ドル

ドル円=0.5円

ユーロ円=1円

 

ただし、個人的にはデイトレードで使う1時間足と日足では同じ商品であっても当然1枠の幅は違うものであると考えており(経験値も含めて)、MT4 HACKサイトでは次のようなルールでPFの1枠を決めています。

ドル円 ユーロ円 ユーロドル
1時間足 0.1円(10pt) 0.1円(10pt) 0.001ドル(10pt)
日足 0.5円(50pt) 0.5円(50pt) 0.005ドル(50pt)

 

転換のタイミングが若干早いようにも見えますが、経験値に加えてレバレッジのきいたFXでは損失を限定する上でこのような設定に至っています。

 

ルール3:価格は終値を使う

書籍では為替の場合は一日の終値としてニューヨーク午後5時(日本時間7時、米国が夏時間中は6時)を使うとしています。

ここで問題なのが、MT4で日足終値ベースのPFを作る場合、サーバー時刻に注意する必要があります。

デイトレードではサーバー時刻は影響がありませんが、日足終値ベースのテクニカル指標を使う際は一日の終わりが上記時刻のFX会社のものを使う必要があります。

MT4Hackでは海外のFX会社”XEマーケットのMT4″を使って、ポイントアンドフィギュアチャートを描画し、k自動更新しています。

1時間足は毎時、日足はNY午後5時の終値が確定時に、更新しています。

 

ルール4:☓の列と◯の列は交互になる

PFでは、1つの列には☓または◯しか描きません。同じ列に☓と◯が混在することはないということです。

また、☓の列と◯の列は必ず交互になります。☓の列が(◯の列も)連続して現れることはありません。

 

ルール5:三枠転換

PFの記入方法でもっとも重要な部分がこの三枠転換です。

☓と◯の記入方法は、同じ方向へ変動した場合には1枠分の変化があれば、同じ列につづけて☓または◯を1つ記入しますが、反対方向へ変動した場合には3枠分以上変動するまでは何も記入しません(チャートに変化がない)。

また、反対方向へ3枠分以上変動すると(MT4 Hackサイトのドル円日足の場合1.5円)、☓の列から新たな◯の列へ(あるいは◯から☓へ)列を変えて記入し、これを「三枠転換」といいます。

PFチャートはこの三枠転換というルールにより、相場のノイズを取り除き、よりトレンドと持ち合いの判断がシンプルなチャートになっています。