P&Fとは

ポイントアンドフィギュアを学ぼう

FXの魅力の一つに買いだけではなく、売りからも入れることがあげられると思います。

そして相場はつまるところ、売り手と買い手の綱引き(Tag of War)であって、小さな揺り戻し(チャート上では上昇と下降の波に表される)を繰り返しながら、最終的に強い方に引き寄せられていきます。

売り買いには様々なファンダメンタルズ的な要素があって、それに基づいて売り買いの方向が決まるというのが正しい答えだと思いますが、少なくとも私たち個人投資家レベルではすべてのファンダメンタルズを分析して答えを導くことは(不可能とはいいませんが)、情報を収集するためのお金と分析をするための膨大な時間が必要です。

そこでテクニカル分析ということになるわけですが、このポイントアンドフィギュア(PF)は非常にシンプルに売りと買いのトレンド方向と強さを表してくれるチャートです。

私が参考にしている日本のポイントアンドフィギュアの第一人者、松本鉄郎さんの著書「勝者のチャート」ではこのように書かれています。

「相場の勝者になる」ために必要なものはPF(ポイントアンドフィギュア)だけです。ファンダメンタルズ分析や金融工学のような高騰智識、さらに他のチャート分析などは一切必要ありません。相場はみなさんが考えているほど難しくはないのです。

「相場なサイエンスではなく、アートである」という自ら考えた相場の格言を申し上げます。

なぜ、サイエンス(科学)ではなくアート(芸術)なのかというと、相場は「欲望と恐怖」に支配されサイエンスでは解明できない、ほかならぬ人間が織りなすものであり、欲望と恐怖の結果の軌跡がPFというチャートにまさにアートのように描き出されると考えるからです。

PFには、チャートをみるだけで取引開始のベストタイミングがわかる、「どこまで上がる(下げる)」という目標値を簡単に計算でき、たとえ目標値に達しない場合でもその撤退のタイミングがわかるという、他の相場予測の手法には存在しない長所があります。

チャートが発信するシグナルに忠実にしたがって売り買いすれば、運用の専門家でも、個人投資家でも、あるいは投資初心者でも、同じ運用成果を得られることがPFの魅力です。

正直なところ、松本さんの仰る「目標値を簡単に計算」というのはなかなか熟練度を要すると思いますが、単純に今の相場のモメンタムが売りか?買いか?は何の技術もなく判断することができます。

またそのとうりに(PFの売り買いのタイミングのシグナルに従い)トレードをすれば、だれでも同じ運用成果を得られることは、他のテクニカル指標や、チャートシステムには無い大きな魅力です。

私自身デイトレードを中心に行っていますが、日足のポイントアンドフィギュアの売り買いの方向を毎朝チェックしていますし、1時間足のポイントアンドフィギュアはデイトレードで活用しています。

そんな素晴らしいポイントアンドフィギュアですが、一番の問題点は毎日、毎時間チャートの終値をチェックして書き込んでいくとう「忍耐とも言えるような地道な作業」が必要なことです。

実際交流のあります、松本さんが東京銀行時代に部下だった元ディーラーさんに話を聞いたことがありますが、当時(1980年代)は毎時間の終値ごとに壁一面に広げた方眼紙にポイントアンドフィギュアを地道に書かされたと言っていました(日本の為替取引の一番の銀行で、そんなことが実際に行われていたというのは正直びっくりしますね)。

しかしながら、今ではテクノロジーの進歩とMT4という素晴らしいチャートシステムのおかげで、リアルタイムにポイントアンドフィギュアを自動で(その気になれば1分足でも)描画することができます。

MT4 Hackでは、ポイントアンドフィギュアのライブチャートをドル円、ユーロ円、ユーロドルの3通貨でそれぞれ1時間足と日足終値で自動計算したものを提供しています。

毎日のトレードスタート時と、各時間のポイントアンドフィギュアを確認いただき、ぜひみなさんのトレードにお役立てください。

 

ポイントアンドフィギュアの基本ルール

ポイントアンドフィギュアのチャートパターン

ポイントアンドフィギュアの教科書